シーザー→ジョセフ【SS】

シャボン玉の気持ち

★★★★★★
シーザー→ジョセフ
大人なシーザーは気持ちを隠してジョセフと一緒にいることを選ぶかな、と。
恋心が消えてしまえば2人で馬鹿なことやっていけるような親友になれる、とか思うんじゃないかな？
男同士の友情最高だよ…！(それを腐った目で見るのもさらに最ｋ)
シーザーいい男だよね。
ヘテロにしとくのもったいない^^^^^←
それにしても、タイトルセンス皆無^p^
そして文才も皆無^p^p^
支離滅裂で意味不明なのは仕様です。車にブレーキがついてるようなもんです><

 

シャボン玉の気持ち

この恋は叶わぬうちに弾けて消えてしまえばいいのに。

第一印象？
そんなの“最悪”に決まってる。
俺の嫌いなタイプだ、と瞬時にわかった。
だからさっさとおさらばしたかったし、深く関わりたいとも思わなかった。

それがどうだ。
なんなんだこの有り様は。

この俺が、奴の一挙手一投足を気にするなんて―…。

近くにいるだけで心臓が馬鹿みたいに早鐘を打つ。
意識をしっかりと保てなくなる。
気づくと目でその行動を追っている。

こんな、初恋をしている女子中学生みたいな行動、俺らしくない。
イタリア伊達男なかっこいい俺はどこへ行った？
出逢う女性を全てといっても過言ではないほど骨抜きにしてきた俺は？
今は見る影もないことなど、一目瞭然ではないか。

まぁ、ある意味初恋なのだが。
初めて男を好きになった。
言っておくが俺はヘテロセクシャルだ。
博愛主義者だと自覚はしているが、バイセクシャルではないし、今まで異性以外を好きになったことはない。
いや、今俺はバイセクシャルのカテゴリーにカテゴライズされるのか？
相変わらず女性は好きだし、言い寄られても嫌な気はしない。
だがそれが奴以外の男なら…？
……おお、考えただけでも寒気がする。鳥肌が立つ。波紋でぶっ飛ばしてしまうかもしれない。

ということは、だ。
俺は奴だから、ジョセフだから好きなのか？
まったくもって気づきたくなかったが。

ここまで考えて、考え続けるのを止めようと思った。
一人で悶々考えるのは性に合わない。
それに悩みの種ははあのジョセフ。
真剣に悩んでいる自分が馬鹿みたいに思えた。

もうすぐ夕食の時間だ。
また奴とくだらない事で言い合いしながら食べることになるだろうな。
それで十分だ。
今はこの関係を壊したくない。
できれば恋愛感情を水面下に沈めて、同じ目標を目指す仲間として一緒にいたい。
ジョセフが俺の気持ちに気づいて、俺を避ける事のほうが心臓をえぐられるより辛い。
そう思っている自分に苦笑して、自室を後にした。

 

シャボン玉に想いを詰めてそっとお空へ飛ばしたら、あなたを好きな気持ちはなくなるかしら…

 

The END